カラスの口

これなんですか?通称”カラスの口”です。本名はわかりません。
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何に使うのか?ビートの苗の補植に使うのです。
補植って何?移植した苗が植わさってないところや、苗が弱って枯れているところに、人間が一本一本植えなおすこと。それが補植なんです。作業はこんな感じ。
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時間も労力もかかりますが、最後は目視による、”人の目”。どの仕事でも結局のところ”人”ありきです。
ちなみに、同時進行でカルチ(機械名)というのをビートの畝(作物のライン)の間に施工します。
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機械中央部の深耕爪で、畑の排水性の向上と地温上昇の効果を狙っています。これを掛けた後に雨があって、地温が上がるとビートはグンっと大きくなるんです。機械後部にはゴロクラッシャーというカゴがついていて、これがクルクル回転することにより、固まった土を砕いていきます。
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「カラスの口」への6件のフィードバック

  1. こんばんは。
    お恥ずかしい質問ですが、ビートとビーツって違う野菜ですか?
    ビーツは日本ではまだまだ日常ではないようですが、イギリスにいた時はよくサラダで見かけてました。生とか瓶詰めとか。
    ビートは?ネットでどんなものか調べてはみましたが。。。
    あまりよく分からなかったんで(^-^;)

  2. kanaさんへ
     メールありがとうございます!私も本当の違いがわからないので調べましたが、私の言うビート=てん菜=砂糖大根=砂糖生産用ビートとなります。総称を”ビートorビーツ”と呼ばれる中ですから食用ビーツが糖分10%前後なのに対して、てん菜(ビート)は14%~19%近くにまでなり、食用ではなく砂糖原料生産用に開発されたものです。
     私の友人もフランス、ノルマンディ地方で農家をやっていますが、砂糖用と食用のビーツを作っています。彼は家畜用のビーツを作っているんだと言っていたので、飼料用にも使われているみたいです。
     十勝でも食用ビーツを栽培している農家の方がいるようですよ。実はビーツ自体は食べた記憶がなく、見た目は紫色っぽい小さい球体のものですよね?てんさい(ビート)は品種にもよりますが、横綱級だと一個4~5kgぐらいあるやつもあります。
     糖分で生産が図られるため、収量はもちろん糖分向上の技術をつけようと土壌分析から窒素肥料を少なめにしたり、株間を狭めたり、適期の防除につとめるなどして、できるだけアマ~イのを作ろうと頑張ってます!

  3. しげ兄、ブログ読ませてもらってます。
     写真としげ兄のコメントに癒されてます。
     9月に本別に行ったとき、しげ兄の仕事に対しての一生懸命な気持ちと、愛情をすごく感じて、私もすごく刺激をうけました。
     こっちでとらやの前を通ると思い出します。
     全然、専門的なことは分からないけど、しげ兄のブログを読ませてもらって、少しずつ教えてもらいますね。
     

  4. なるほど。
    そういう違いなんですね。
    またひとつ発見です!
    ありがとうございました☆

  5. michicoさん
     メールありがとう!ロクシタンのクリーム愛用してますよ!実はアイオワ繋がりで、新しい出会いをいただいてます。自分でもどうなるかワクワクが続いてますよ。
     アスパラも送っから~待っといとくれ~!

  6. 赤ビートのことで投稿いたします。
    私は定年までビート会社で砂糖をつくっておりました。
    1984年ころ N.W.ウォーカー博士の著書「生野菜汁療法」
    を読んで赤ビートを知りました。
    1986年種を入手、その秋から赤ビートの野菜ジュースを試飲、飲む血液といわれるように本当に深紅のジュースです。
    それから24年 現在もジュースは冷凍庫で保存して 通年
    ほかの野菜ジュースと等量ミックスして飲んでおります。
    この効果かな、78才の今も催事などで地方に走ります。  脳はかなり劣化してきましたが ほかの臓器は元気です。
    活性酸素を抑えるとかの効果も期待できそうです。
    料理の食材としては有名な「ボルシチ」がありますが 食べだしたら鍋の底が見えるまで止まらなくなります。 酢漬けもきれいです。
    今年も我が8坪の農園では赤ビートの苗が15~20cm に成長してご主人さまの健康を約束してくれそうです。

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