Guests on Harvest

8月上旬。2.3日前に終わる予定だったホクシンの収穫にゲスト登場です。
前回お話した千葉のベーカーリー、”ピーターパン”の一陣が再び農業体験しにきました。
今回は代表である横手社長さんはじめ、超新鮮若手有望下部の女性5名。作業着、長靴持参、気合はいってます。
製造のみならず、販売員まで現場での研修ができる会社の姿勢、”人を育てる”という会社の方針からも厚い層の職人やパンを愛する販売員が成長すること間違いなし。なかなか、時間的にも資金的にも、農産物を作っている農家さんに足を運ぶというのは簡単ではないはず。私にとっても貴重な経験です。
CIMG2123.JPG
今年の作物の状況を説明しながら、一押しのハルキラリ、ライコムギの圃場、倒伏の目立つ春よ恋の圃場など現状を見ていただいたあと、ホクシンの収穫を体験していただきました。6人全員かわるがわるコンバインに乗り込み、運転もしてもらいましたよ。免許のあるなしに関わらず、蛇行運転しながらでも、ちゃんと収穫にいたっていました。社長自ら、一穂も逃すまいと真剣に運転していただきました。
CIMG2125.JPG
”現地現物”実際に肌で感じることは、とても良い経験になりますし、お互いの信頼にもなるかと思います。実際、収穫真っ最中でたいしたお話もできず、残念でしたがまた着て頂きたいものです。お疲れ様でした。

育てよう若き地域のレポーター 長いも植えました!

6月10日、仙美里小学校で農業体験を行いました。
JA本別青年部のオジサンまじり?の若者達が集まり・・・。
本別町は3小学校あって、そのうちの一つが今日の仙美里(せんびり)小学校です。
対象は4.5.6年生。去年(h19)もいろんな作物をつくりました。好評を経て、今度は支部化。
酪農に従事する部員はこの時期、一番牧草の収穫期に入りなにかといそがしさのますころですが、
昔お世話になった自分達の学び家にもどり、それぞれの地域の子供達に”作物ってなんだ?”というのを一緒に体験する事業です。
仙美里支部は”長いも”つくりに挑戦。
”長いも”は作土層が深く、土もやわらかい赤土のようなところが適するようで、どこでも作れるわけじゃございません。本別でも何戸かしか作っておらず、貴重な野菜類の一つです。
まず、スコップで30cmほど横穴をほり、やわらかい土を埋め戻したあと、培土し消毒した種いも(石灰のみ)を等間隔に植えていきます。
CIMG1365.JPG
その後、ドリルで穴をあけて、2mぐらいの間隔でポールを立て、ネットをかけます。長いもはつる性の植物なんで、絡むなにかが必要なんです。
CIMG1367.JPG
子供達はサッカーゴールのようなネットがなんなのか、長いもがどんなふうに成長するのか興味深深。
CIMG1376.JPG
無農薬で行う予定。”草取りしっかりやっとけよ~!”とアドバイス。

育てよう若き地域のサポーター 豆を播きました!

5月28日、地元の小学校3年生50人弱が、小豆をまきにきました。
CIMG1189.JPG
いつだったか、今年の農業体験どうする?をJA青年部の支部で話し合い、学校との協議をかさねて、小豆をまくことにしました。本別町は豆ところということもあり。
小豆は大納言とエリモ小豆。生育の違いを観察するのと同時に、同じ小豆でも違うものがあることを学んでもらいます。
支部の青年部員が10人ほどあつまり、子供達5人、6人うけもち、豆の播き方を指導。”大体みんなの足の大きさ18~21cmぐらいづつ、指の第一関節ぐらい2~3cmを土に”ズブっ”ていれて、2,3粒づつまいてってね~と教えます。
CIMG1188.JPG
子供によっては、おしゃべりな子、真剣な子、もっと効率的にできないかと工夫する子。皆それぞれ特徴あります。
生育途中でできれば、一回くらい除草作業をしたり、観察をつけたりして、10月上旬には収穫体験を行い、加工体験(今年は餅つきのあんこをつくる予定)をするしだいです。
”手植えは大変、何日もかかるよ~”とやっぱり、機械作業の必要性も感じたりしてました。
美味しい小豆になりますように・・・

食農 ぷろじぇくとX 壱

なにやら宴会の様子。時は3月下旬のX日、
CIMG0655.JPG
地元JAの青年部という組織の支部が秘密の会議を盛大?にやっています。
今後ブログの中でも紹介していきたいと考えています。
4年ほど前から、町内の小学生を対象に農業体験と加工体験を実施してるのです。
”育てよう、若き地域のサポーター”というのが、お題目。
町の農産物を子供達に食べてもらおう、一緒に作物を育てたり、牛のオッパイのあったかさ、おいしさを
感じてもらおう、その中でお母さんや、町の人たちに今一度、本別町の農産物を感じてもらおうと
言うのがコンセプト。ご当地メニューは現場発進じゃなきゃいけないですよね。
ということで、4月の新学期が始まる前に、学校へのプレゼンミーティング。”何つくる?何を加工する?、畑も牛もやらなきゃ本別じゃないよなっ!とビール片手に熱くなってるんです。今年は町内の3小学校を対象に、青年部4支部がそれぞれ分かれて食農体験事業を行う予定です。
若い生産者にとっても、生産だけでない消費者の声を聞く。しかも子供たち、おせいじなし!!
地域の循環を日本全体の大きな循環にすることが、食料自給率39%というアブナイ食事情を見直せる
唯一地道な方法だと信じ込んでます。
ということで ”楽しくやろうやっ!”とかんぱ~い。