赤豆のお祭り 大納言 収穫

CIMG2688.JPG
アカネ大納言、赤くなりましたので収穫開始です!
10月3.4日にかけて収穫しました。
豆の収穫も農家さんでいろんな方法がありますが、要は”脱穀をして実だけをとる”というのが収穫です。
小豆に関していえば、そのサヤなりの特徴上、一番下のサヤが地面間じかについていることが多いため、収穫の時に機械による損失、”豆が乾燥したサヤからはじける”現象が起こってしまいます。そこで一度、下サヤをはじくようなことを避けるために、土の表面よりもほんの数センチの茎を狩り倒していきます。金時もこの方法が多く用いられます。
CIMG2664.JPG
写真の3輪バギーみたいのにまたがって、豆を刈るチップソーが2列づつ小豆の茎を切っていきます。
CIMG2669.JPG
それから、切られた小豆は2列の中央に折り重なりあいながら、一列として並べられます。
並べた写真がこちら
CIMG2665.JPG
それからコンバインというか、脱穀機能のついた機械(スレッシャー)の出番です。
CIMG2672.JPG
ピックアップ方式(拾い上げ方式)タイプのコンバインを使用していますが、ようは同時に上記の刈り倒した4列分の豆を収穫することが可能です。茎やサヤごと拾い上げられると、脱穀して茎やサヤなどを排出して、実だけをタンクに運びます。
CIMG2684.JPG
タンク内に小豆が入っていく様子。
CIMG2677.JPG
必要のない茎やサヤは、コンバインの後ろからチョッパーにより裁断されて、機械幅まで散らされます。これは裁断することで、土に有機物として取り入れられる分解速度が速くなることと、収穫後の整地作業の簡便化を図るのが目的としてあります。
豆がタンクにいっぱになると、排出作業になります。豆の出荷は水分16%以下ということもあり、必要性があれば風を通しています。また、若干の青い莢もありますので、収穫した後に送風機で水分を飛ばしておきます。