甘くなれ~ビート君

ビートのお話をしないと、甘くならないような気がしてしまう今日この頃、お元気ですかビート君たち?ご無沙汰しております、ごめんね。
デッカイほうれん草?と間違われることもありますが、実はビートは、ほうれん草と同じアカザ科に属する植物なんですって。6月29日の様子。葉っぱが展開期ともあり、次々に葉っぱがでてきてます。この頃畝が塞がる間じかで、塞がると雑草の抑制にもなります。
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下は7月29日、根の部分徐々に大きくなっており、根重肥大期にはいっています。糖分を貯めるよりは、体つくりの時期でしょうか。
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この頃になると、病気(根腐れ病、かっぱん病など)の防除を10日とか2週間おきに4回ぐらい続けるのです。なんでかって?かっぱん病に著しくなってしまうと、収量が伸びないのと、甘くならないビートになってしまうからなんです。生産者はビートの重量とその糖分によって、売り上げが決まるため、できるだけ大きくて甘~いのがつくりたいんです。それに虫食いも発生します。カメノコハムシ、カナブン、ヨトウ虫(蛾の幼虫)。ヨトウ虫は漢字では夜盗虫といって、日中は土の中や、中心部の葉っぱに隠れ、夕暮れ日も落ちる頃にでてきて食害をするんですよ~。”♪む~しゃ、む~しゃ、しあわせぇ~♪とかいってんだろうな奴ら。
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