硝酸帯Nってなんだ?

突然ですが、硝酸帯N(窒素)を調べてるんです。
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取った土は、乾かして分析にかけて、数値をだします。
小麦の追肥(ツイヒ)といって肥料を分けてやることで、種まきと同時にあげる肥料のことを
基肥(キヒ・モトゴエ)といい、秋播き小麦(ホクシン・キタノカオリなど)は去年の9月下旬ごろにあげています。
今回は春先の補肥を小麦にあげるのに、果たしてどのくらい土に残存硝酸帯窒素量(小麦の収穫までに吸収できる窒素量)があるのかを調べて、目標収量を確保するのに必要な肥料量をだしてみようということで、JA青年部の仲間と勉強会。
農業改良普及所の方々、”農家の困った~?”という質問や疑問に答え、各種試験栽培を農家さんと共に行い、作況調査などを行っています。簡単な作況調査の仕方の説明を受けてます。
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また窒素ですが、植物の葉・茎の発育を促進する栄養素で、小麦には重要なタンパク源です。硝酸帯とは作物の根から吸収される窒素が変化した形のもの。農家の人は”どの種類の窒素肥料を、いつ、どのくらいやるのか”を畑を見ながら決めています。畑がある程度乾いたら、多くのトラクターがウナリ?をあげて肥料をまき始めます。

ららららら~ら~ら こいの~ぼ~り~

3月の末日ですが、晴れ曜日だったので、
早くもじじ&ばばがコイノボリを孫のために用意。
子供達も大はしゃぎでお手伝い。
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私もその昔ですが、お父さんコイノボリの中を探検中、”出口が見つからない!”と
迷子になったトラウマがあります。”そんなバカなことっ”てあるんです。
今年も元気に泳ぎだしました!
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春 乱れる!

4月1日、うそのようなブリザード模様。
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先月3月26日ごろの低気圧と同じくらいの強風+吹雪!
また、ビートハウスの天井窓がふっとぶ~と慌てて、窓枠を固定。
”ふ~、同じ目に会わんぞ”と吹雪と決闘したのでした。
町内の樹木が、強風により倒れて高圧線を断線。一時停電となりました。
”女ごころと秋の空”というようですが、”おんなもそら”もいつも変わりやすいな~(失礼)。
あ~、また春小麦まくの遅れそうです・・・。

食農 ぷろじぇくとX 壱

なにやら宴会の様子。時は3月下旬のX日、
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地元JAの青年部という組織の支部が秘密の会議を盛大?にやっています。
今後ブログの中でも紹介していきたいと考えています。
4年ほど前から、町内の小学生を対象に農業体験と加工体験を実施してるのです。
”育てよう、若き地域のサポーター”というのが、お題目。
町の農産物を子供達に食べてもらおう、一緒に作物を育てたり、牛のオッパイのあったかさ、おいしさを
感じてもらおう、その中でお母さんや、町の人たちに今一度、本別町の農産物を感じてもらおうと
言うのがコンセプト。ご当地メニューは現場発進じゃなきゃいけないですよね。
ということで、4月の新学期が始まる前に、学校へのプレゼンミーティング。”何つくる?何を加工する?、畑も牛もやらなきゃ本別じゃないよなっ!とビール片手に熱くなってるんです。今年は町内の3小学校を対象に、青年部4支部がそれぞれ分かれて食農体験事業を行う予定です。
若い生産者にとっても、生産だけでない消費者の声を聞く。しかも子供たち、おせいじなし!!
地域の循環を日本全体の大きな循環にすることが、食料自給率39%というアブナイ食事情を見直せる
唯一地道な方法だと信じ込んでます。
ということで ”楽しくやろうやっ!”とかんぱ~い。

Back to snow

あ~あ、降ってしまった、雪、雪。
まだ、3月の下旬ということも考えれば、そんなに深刻な事態ではないのだけれども・・・。
大地はすっかり雪に覆われ、真っ白。十勝の農家はこの頃、”雪じゃなくて雨にして!”と
いつもどうり?! の勝手な神頼みをするのです。雨は畑に浸み込みで、凍結を溶かす理由と
水分があったほうが、地温が暖まってくるんです。
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お昼頃にはすっかり溶けましたよ~。
春小麦の品種 ”春よ恋” は今年いつ種まきできるのかな? 春よ来~い!!!

出発進行!!

よめの妹が結婚式以来、2度目の十勝入りを果たした。
あのころまだ少女だった彼女もすっかり大人の女性に見える。
大学を卒業、4月から社会人だな、おめでとう!!がんばれよ~!!!
ということで、都会ではできない、トラクターのドライブにしゅっぱ~つ!息子と3人で
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次の日、三国峠を越えて旭川へ。す、す、すごい雪!十勝では雪畑を見つけるのでさえ困難だが、さすが雪大国、ごっつり雪畑だらけでした。北海道の中央の山一つでこんなに気候が違うんだな~と改めて気づかされました。
旭川=動物園=ラーメンみたいな連想でしょうか
いってきました。動物園。こちらもペンギンたちが雪の上をしゅっぱつしんこう~!
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初雨

今年最初の雨、それは3月14日の夕暮れからやってきた。
しとしとと、やさしく。冷たい雨。
15日の昼には快晴となり、気温も10℃まであがった。
この雨、十勝では非常に重要なんです。土壌の凍結が30cmも40cmも深く刺さりこんでいるため、
晴天の日が続くだけでは、なかなか凍結が抜けない=麦の根も養分を吸いに動き出せない。
ゆっくりと、しとしと、ふる雨は正に天の恵み、春の呼び覚まし声みたいなものなんです。
従来の年よりも、2週間以上は”天気がはやい”感じがしていますが、土の寒さが和らぐ上では結構でしょう!
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山も春の訪れを感じてます!ネコヤナギの写真
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ビートの芽吹き

あまーくなる予定のビートくん。
種をまいてから、土にならして4日後に第一回目の水散布。たっぷりやりまして、夜間は
10℃以下にならないように、シートをかけ尚且つ苗の周りに暖房で暖めてやります。
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”贅沢なヤツ”とは思いますが、生産者というのはほとんどの人が、製品になる割合を多く
作ろうと努力するものです。ハウスでも日のあたり方が微妙に違うとこや、手作業だけでは
どうしてもムラができてしまう。ですから、機械や化学をりようします。
もうちょっと、がんばれや~
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表面の土が濡れたりすると、活き良いついてでてきます。芽吹いた~!
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これはあくまでハウスの中の人工的なもの、畑は水分、種の深さ、気温、表面の鎮圧加減といろいろ考えなきゃならんのです。

肉を削って骨を絶つ!土を削って水を絶つ!

ここ2,3日、暖かいのです。なんと10℃越え!
キタノカオリの圃場はひくみがあるため、雪解け水がたまります。
水が少しで動いているうちは、小麦は窒息死しないんです。
去年(平成19年)、史上初?となる12月と1月に雨という最悪な状況で畑がアイスリンク状態に。
案の定、多くの畑(うちの町周辺含め)の小麦が酸素不足で枯れてしまいました。
家の社長(父)が、緊急用水路をつくってます。きっと水の流れがあるから大丈夫でしょう!
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水路になった麦たちよ、すまん・・・。
少々の犠牲はやも得ない、自然界の掟はもっともっと過酷で厳しいです。

お~い元気か、小麦たち!?

朝の気温は-9℃、日中は+4℃近くまでなるこの頃。
雪解けは日中一気にすすみ、小麦たちが顔を出し始めました。
まだ、凍っている状態で葉がちじこまっている状態。ちょっと雪解け早すぎ?と
感じているのか?雪の布団にもう少しかぶっていたい・・・そんな感じなのでしょうか。
写真1 家前のキタノカオリ 雪解けの水たまりが気になる~(注:水道は作ってあります)
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写真2 ハルヨコイの畑。どこ、麦は?と思いでしょうが、去年11月22日に土が半凍りの中、播きましたので土の中です。まだ発芽してない模様。”初冬まき技術”といって札幌周辺や道央中心の土の凍結があまりない地帯での技術です。なんと北海道の春まき小麦の約4割がこの初冬まき(H19年度9だそうです。家では初めての試み。うまくいくか検討ついてません。
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あまり雪のコタツでいつまでもいると、雪腐病なんかにかかってしまうので、他の豪雪地帯では
融雪材(黒色つきの炭酸カルシウム)などをまいて雪を溶かしたりしてます。