”春よ恋”ってどんな花?

ついに、パン用品種の”春よ恋”の穂がその姿を現しました~!パチパチ。
そして、受粉も穂の真ん中のほうからポチっとはじまっています。
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秋まき小麦のホクシン・キタホナミ・キタノカオリと比べてもわずか10~14日くらいしか出穂(しゅっすい)時期が変わらないところは、春系の小麦の不思議。越冬もせずに成長が早い。秋まき小麦も冬は冬眠中だから動いてはないのだけど、それでも早く感じてしましいます。
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見てのとうり、畑一面に一斉に穂がそろうと、管理の面も収穫の面もそして、品質の面でもそんなに違いはないと思うのですが、土質や道路に近い(日照温度が変わる)ところや、石の多い場所は地温が上昇しやすく、スポット状に成長が変わってきます。
あと、2,3日すれば畑一面、ピンピンした毛のある麦畑で受粉が始まります。

あ~あ~あ~っ!

6月23日午前中まで、雨は降りました。いや降りました。降りました。降りました。まいりました・・・。
もともと6月入ってから、ほぼ御天とさんを拝借できることはなく、曇り時々雨が連日のように続き、土にはたっぷり水分が含まれていたところにまた雨が・・・。
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小豆の畑やビートの畑も一部冠水。小麦も部分的に倒れるなどの被害がありました。
上記は小豆の畑の低みにたまった水路あと。
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畑の淵は、流されてきた表土の跡が・・・
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”おっとっとっと!”と長靴がぬかるくらい土はゆるゆる。
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もともと、湿地にはなおさら水はたまり・・・。ビートの水枯れも心配。
水につかっているところは、根が腐れる可能性があるので、そうなると実になるまえに病気にもなりやすくなってしまします。
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畑の地中には、上記のような塩ビの管が這わせれていて(暗渠という)、排水性を良くしています。その暗渠パイプが明渠(めいきょ)と呼ばれる、いわゆる側溝に流れおち、
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最終的には、小さな勢いのよい小川が本線に合流して、あふれんばかりの大河になってしまうのです。
24日からやっと晴れ間が・・・。

新品種”はるきらり”のアラカルト

6月某日、春小麦の”はるきらり”パーティーが帯広市でありました。
パーティーといっても、出席者は十勝農業試験場の小麦の研究員と生産者数名。
内覧試食会のようなものです。
が、”はるきらり”ずくしのフルコースは素晴らしいものでした。
今回、腕をふるってくれたのが、十勝の地粉にこだわったうどん屋”小麦の木”さんです。
お店の口コミ情報はこちら→小麦の木
1品目:はるきらりの生パスタ リンゴソース
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リンゴの器に、コシのある冷せん生パスタ。海老のソースがまた良しでした。
2品目:はるきらりの蒸餃子
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ここのお店の売りでもある餃子。もっちもちの生地。
3品目:はるきらりの海老入り焼饅頭
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エビジル、ジュワ~。
4品目:はるきらりのチップス カラフルポテトと百合根のせ
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マンゴーやドラゴンフルーツか?とも思われましたが、十勝でつくられているレナなカラフルポテト4品種くらいがのっかてました。彩も鮮やか。
5品目:真鯛のはるきらりの薄皮包み
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薄皮映っていませんけど、はるきらりの薄皮をまいていただきました。生地自体に甘味をかんじるので、ホットケーキとかクレープでもいけると思いました。
6品目:無かん水ラーメン つけ麺
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かん水がはいっていないと、ラーメンって呼べないんですって。
中華そばといった感じ。
7品目:カステラ ビーツソース
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製粉の粗さもあるのか、ちょっとパウンドの粗めになっていましたが、ビーツの赤ピンクがかった不思議なソースはばっちり。
どれも美味しくいただきましたし、毎日人生をかけて基礎研究を積み上げていく研究員の方々やはるきらり生産者さんと楽しい時間、ご馳走様でした。

性のかおり こむぎ

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こむぎ(ホクシン)の開花の写真。
小麦はたいていの場合、中段下くらいから開花がはじまります。それから上下段に移行します。
小麦は自家受粉をするので、ミツバチや虫などの手を必要としません。
開花といってももちろん華麗な花びらがつくでもないのです。
昨年同様(H19のブログはこちら、ポチっ)、6月11日ころから”ちらほら”と、受粉開始です。
この”ちらほら”というニュアンス。6月は上旬から今日22日までほぼ曇りか雨。
去年や一昨年と同様の天気ではないのです。どこいった”十勝晴れ”?!と農家のひとならだれもが思っていることでしょう。この大事な受粉時期に曇天、雨ではしっかりとした受粉を得られない可能性があります。低温と小雨がつづき、なんだかダラダラというか、温度があがらないため、一斉にパッと開花しない感じ。小麦の受粉時間の関係についての文献を見つけました。こちら

ポチ

この受粉時期に殺菌剤を散布します。なんでかって?小麦にとってこの生理現象はもろに肌を大気中にさらけだすことになります。”籾が開き雄シベが伸びて、受粉後、籾が閉じてオシベの花だけが取り残される。この雄しべが伸びて籾が開くときにとくに、外部の感受性がつよくなりカビ病の危険性が高まる。
赤カビの危険性を回避するため、殺菌剤を使用するんです。ちなみに赤カビ病が発生すると商品として流通できません!だからこの一瞬のできごとを逃さないようにしたい。”と去年のブログにも書きましたが、特に今年は要注意!だって土中にも空気中にも雨でたっぷり水分が含まれている。まだ、天気が低いことだけが幸いなのか、不幸なのか?
梅雨いりすると、ムンムンして家にもどこにでもカビが発生しやすい環境になるわけです。
花の咲きは、小さな黄色いつぶ(葯)が頴の外側にでているかどうかでわかります。
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機械には、いっぱい黄色い葯がついてきます。
小麦の畑からは、この時期、なんともいえない”性のかおり”がします。この”香り”こそが子孫を残すための”生”なんでしょうね~。
予報では、24日から晴れ間が続くとのこと。乳熟期・成熟期にむけてこれから頼みます、御天と様。
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ビートの春風ビュービュー被害

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4月9日から移植したビート、その後順調に育ってます!
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ほらこんなに元気です!
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あれ、元気ないどころか枯れてる!!!しかも最近になっての感じ。5月27日の写真。
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ポットを抜いてみてみると、根っこは残ってました。根きり虫?立ち枯れ病?なんだ?霜?はきてなかったし。はてな?なんだべ?
今年2009年春先を代表する天気は風。近年、干ばつ気味で春は推移していますが、それどころか風が強く、しかも毎日のように早朝から平気で吹くというのが今年の特徴なんです。
5月7日はあまりの風に、移植作業をSTOPしたほど。前も見えなきゃ、後ろも見えない。苗はぶっ飛ぶ、そのコンテナもとぶ。それから、さらに20日間。雨が降っても、もともと乾いたところに風がふくもんだから、一日で畑は乾いてしまっています。
 上記の苗は、5月25日には低気圧の影響で猛烈な風が吹き荒れ、苗が巻かれてポットから苗の首だけがスクリューのように巻かれてちょん切られたと考えられます。この日の十勝はすごい。どこもかしも、土埃だらけ。もちろんそのほとんどが、畑の表土が飛ばされたもので、町が見えないくらいの凄さでした。過去最高でないかな。
 結構なビートの畑が影響をうけたようで、直幡(種をそのまま畑にまくこと)のものは、干ばつなのと同時に、根こそぎ風にもっていかれたり、風でとんできた土にたたかれ枯死したりと、種の播き直しがあったほどです。
 今年は土壌処理(除草剤で土表面に層をつくること)も難しい選択になりそう。4時に畑でてもあさからビュービューいってますから。せっかく早起きしてるのに~という理由は今度話します。

十勝産小麦粉Lovers

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美味しそうなランチ。いいでしょ~。
春春イングリッシュマフィンは、弊社・前田農産の”春よ恋”*”はるきらり”のハーフで作ったもの。
その上には、これまた十勝産のコーングリッツがパラリのっていて、食感がすごくGOOD。
これに、レタス、ハム、チーズをお好みではさんで、かぶりつくのでした。
それから、妻が作ってみた”はるきらり”+”ホクシン”のモチサクっとしたベーグル。これも程よい歯ごたえに、粉自体というか、品種の特性なのか甘味があるパンになってました。
いったい何事なの?というランチタイムなのですが、うちに地元十勝でパン教室をやっている先生のクラスが移動教室のような感じでやってきました~。講師1名、生徒さん7名のでゲリラ(アポはもらってます)ではないのですが、突撃移動教室です。
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 ここの講師の早川先生は十勝出身で、現在東京と帯広で地元十勝の小麦を多くの人に知って欲しいと奮闘している熱き女性。縁があって、弊社・前田農産の小麦粉をつかっていただいています。今回は本別町まで出張授業です。早川先生の教室はこちらhttp://www.yb-h.com/takaeblog/?p=2235
 ここの生徒さんたち、かなりのソルジャーたちのようで、手馴れた感じで今日の課題を作っていました。マフィンはすでにこしらえてきたようで、わずか30分くらいの間にデザートを作っていました。
今回は”長いものブラマンジェ”というムースプリンのようなお菓子。
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プリンのキャラメルが器の下のほうにあるように、長いものサクサクが下のほうにあり、これが不思議な食感。”生クリーム+とろろ”の意外な関係なんだけど、長いもくささは全くなく、シャキシャキ感とスイーツの感じにはない長いも粘りを感じました。
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皆さんと一緒に腹ごしらえをしたあと、畑で実際そだっている今年の各品種の状況説明したり、地元の人だからなおさら知ってほしい小麦情勢をお話したり、小麦の乾燥施設を見てもらったりしました。
う~ん、なんか新しい感覚が農業にできつつあるなと実感したわけです。
十勝の小麦粉Loversの皆様、お立ち寄りありがとうございました~。
また穂が出た頃に会いましょう!

ガブリっ ”はるきらり”

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うちの子供たち。”はるきらり”100%のバゲェット、ガブリです。”ぎゃたい(かたい)よ~とか言ってもぐもぐ。
このパンの小麦粉は5月25日に帯広市の北海道ホテルで行なわれた帯広市食産業振興協議会という農商工連携で地産地消の推進を図る一環で行なわれた試食会のおみあげ。
この会では、十勝産小麦を使って地元の食品会社が食品産業振興課と組みながら産まれた商品や試食品を提供しました。ピザがあったり・・・
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焼き餃子や水餃子
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生パスタだったり・・
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”はるきらり”のバゲットだったり・・・
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今回は4品目を提供。どれも美味しかったですね~。ただバゲットはそのままだと食べずらい。味の違いをみるなら、他品種とも比べると良いかもと思いました。
十勝・春小麦プロジェクトに一緒に参加している音更の農家さんも一緒にだったり、やっとこういう会に生産者が入り込んでいる機会ができるようになった感じがしました。通常は流通関係か加工関係が主。農家も知ってどうするじゃなくて、こんな味なんだなというのは知るべきだと思う。いかんせん、行政主導のイベントだから、助成があるうちはいいんだけど・・・。火をつけて弱火でいいから沸々と燃やし続けるのが本当の地産地消なんでしょうね。
あっ、まだ食べとる・・・
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Let’s go 小豆~。

5月21日晴れ曜日、小豆の種まき開始です。
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豆類はあったかい気温がいいみたい。なぜかって?種まきする時も、畑の土の温度(地温)があったまったときが良なんです。試験場によると、出芽までの平均気温が10度の時は24~27日で、12度だったら14~18日なんですって。やっぱ寒いとなかなか出てこないイメージあるもんな。ということで、この日は夏日となり、畑にいても”もは~、むは~”と暑さを朝から感じました。連日の晴れ曜日で、地温もあったまったってますし、レッツ種まきです。
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もちろん、前段階で整地をしておいから種まき。後ろの人は何をしてるかというとチェックです。
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プランターという機械で作業をします。プランターの機能は、種の筋道をつくる舟のような形のものがあり、それの後ろに肥料がこぼれ落ちてきます。それから同じような仕組みで種を播いて土をかぶせ、最後に鎮圧して土を落ち着かせます。駆動は、うちの場合はプランターのタイヤが回転することにより動きます。
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種の入ったタンクからこぼれ落ちてくる豆を穴の開いた、種板と呼ばれるものが回転して種を土の中に落としていきます。2~3粒、だいたい18~20cmの間で、深さ3cmくらいで播きました。この穴からちゃんと豆が落ちているかチェックする。こればプランターの後部に乗る人の最大ミッションなのです。
もしかすると、〇穴に丁度よくピッタリはまってしまう豆粒があったりすると、そこだけ欠株になります。
うちのは、ガムテープの人間技で、2粒落とそうと試みてます。多すぎても5.6粒まいても不思議と駄目なんです。散らばしてまくのならまだしも、ただ密集していても、窮屈に競ってみたり倒れたり、栄養が分散されたりとあんまり良い方向に向かわないからです。
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さぁ、いつでてくるべか?今年もビートからできた砂糖とコラボして、美味しいあんこになってよ~。

祝 ますやパン 麦音オープン!

十勝・帯広にまた新たなパン屋さんが誕生!ますやパン・”麦音”です、パチパチ。
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5月18日のプレオープンの関係者だけの内覧会に招待をいただきました。農家でパン屋さんのプレオープンによんでいただけるとは、なんとも嬉しいかぎりです。
ここの社長さんとの出会いは6年前くらい。うちで春よ恋を初めて作った年に、”原麦ありませんか?”と
訪ねてきたのでした。その時、うちの全粒粉で作ってもらったパン、食パンやバゲェットが美味しかったのです。恥ずかしながら、この時が初めて、うちの農場でとれた小麦で食べたパンでした。
”美味い、いけるじゃんか!!”と思い、これならきっと他の人も食べたいはずと以来、作付けしている次第です。あの味は、農業の方向性を探るうえでも、ガツンときた味です。
また、ますやパンは十勝では老舗のパン屋さんで、うちの母親もここのパンで育ったなんて言ってるほど、歴史のあるパン屋さんです。”おふくろのパン”?というか、定番商品もあれば、いろんなコラボをして地場の食材をつかった新商品をだしています。
さて、店舗のほうですが・・・
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素敵な建物の上には、風力発電機?が・・・
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その正体は店内にはいるとわかります。なんと風車の力を、店内にある水槽のポンプにつかい、その水の力で、水車を回し、水車の力で石臼を回して、全粒粉を挽いていたのでした。はっは~ん。よく考えられてます。”エコ”というこのお店のコンセプトの一つ。
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この石窯もその流れ。十勝産小麦を使って、十勝の石を使って、十勝の燃料(カラマツをペレット状にしたもの)要は薪を固形にしたものを使用している特注品のようです。
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店内はオープンキッチンというのか、調理場とレジとの間に様々なパンがおいてあります。イートイン、オープンデッキでパンが食べられます。
圧巻は、外にある麦畑。”地産地消”はもちろん、”食育”もコンセプトのひとつ。幻の春小麦”はるゆたか”が育ってました。
観光名所にもなりそうなパン屋さん。今後がますます楽しみです。オープンおめでとうございます!
お祝いに”春よ恋”の原麦をプレゼントしちゃいました~。

育てよう若き地域のサポーター2009 ”お砂糖の元の基”

今年もやります!農業体験&食べちゃおう学習2009!
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JA本別青年部(部員の年齢制限なし!)は4支部あって、それぞれのコミュニティに別れて地域の子供達や親御さんと共に町の農業をしって味わってもらおうという取り組み。
かれこれ6年目となる事業は益々パワーアップするようなしないような。しかしながら、伝える!知ってもらう!というのは地元だからこそ知ってって良いし、伝える必要性があるかと思ってやってます。
5月16日晴れ曜日、青年部本別支部は中央小学校の3年生48人対象に、町の基幹作物の一つ、お砂糖=ビートの学習をしました。前段で何度か学校側と協議したり、支部で話し合ったりといろいろあってから実行です。収穫後は社会科見学で”北海道糖業”という本別町の工場を見学して実際、ビートからお砂糖が精製されるのをみるそうです。
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今回は時期的に”ビートの移植”作業となるため、畑に苗で育ったビートを移植してもらいました。
まずは、いきなり苗ができるわけではないので、実際に種とペーパーポットを使って、3月上旬から農家のビニールハウスで育ててここまで大きくなったんですよと子供達に写真を見せながら、説明。
それから、実際に種、土、ペーパーポットを準備して”こんな感じでやるんですよ!”と実演。
ペーパーポットがアコーディオンのように開くのを見て、”おっー伸びる~””マジックみたい”とかいってましたし、種を植えるにも、押し合いへし合いで楽しんでました。
それから班にわかれて、通称”カラスの口”と呼ばれる手持ちの補植器を使って、実際に畑に植えてみました。”エイショっ”と力を込めて補植した後は、株基を足で押さえ根のつきが良いようにします。
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ポットの中の根っこがどうなってるか、見てもらいました。紙の筒を開くと、根っこがぎっっちり。この根っこの絡まりが最終的に、株になるんだよと説明。ここまでくるのに、約2ヶ月。途中、子葉は役目を終えて枯れているのもあり、これからの成長をきたいしてました。
”俺の根スゲェぞ!”と一人いうと、”私のも”と隣の子。それ農家さん大事に育てた証拠です!
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秋には収穫して、シロップとります!それで地元の小麦粉でホットケーキとか作って、それこそ地元の牛乳でバターつくったりして食べてみたいと計画中です。