きっと私が怠慢なブログの更新になっているからかもしれません。
お空の神さまは、毎日怒ってます、それも酷く・・・。
ここ4,5日、毎日断続的に雨が降ったりやんだり。それもとても冷たい雨が降っています。
全国的にもしれませんが、アイルランドで噴火以降、4月に入ってからもずっと春らしい日が続いていないのが今年の特徴。桜は1週間以上おくれて、”コブシも咲かないな~、カッコウもなかんから豆播けん”と農家間ではつぶやき・・・。
もちろん、春小麦やビート、大豆の種まきや移植は終わっていますが、大変苦戦を感じる春というか、日にち的には初夏に近くなってもいいはず。
気象台でも、長期予報は”昨年よりも低温の可能性”なんてすごいことを言っている。
去年の教訓といえば、雨、雨、雨。
過去最高雨がふったんですから。しかも驚異の1,000mm越え!!平年の2,3倍というという記録的な雨に見舞われたんです。
しかもそれを超える低温がやってくる・・・。どうなる今年?
それと明日朝は、低温、霜注意報で予想最低気温は1℃!!!絶対させられないかも。
これが来たら、ビートは半壊する可能性があります。”農作物の管理に十分注意してください。”と北海道のニュース番組は毎日のようにいっていますが、露地丸出しの農家はどうしようもないのが事実なんですね。
小麦も受粉時期や収穫が今から心配です。
準備だけは怠らない。ミニマムの被害で収まるようにするにはそれしかありません。
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キッザニア東京VS 食農体験in本別
1月上旬に子供達を連れて“キッザニア東京”というところへ行ってみた。ここは、2歳から15歳までの子供達に就業体験ができるという施設。
施設の特徴としては↓
1.好きな仕事を選んで働く。
1.働いたお給料を使う(習い事や買い物)。
1.お給料を銀行に預金する。
パイロット、飲食店(ソフトクリーム、ジュース、ピザなど)、ブティック、建設現場、消防署、警察署、運転免許試験場、医者、商店街、旅行代理店など実生活のなかのものがあり、大手企業が出資しているであろうパビリオンで、子供達が大人のインストラクターについて、様々な職業につけるというものだ。
将来ある子供達には、あらゆる可能性がある。こういった施設は今後ももっと注目されるのではないかと思う。働く⇒お給料をもらう⇒使う、貯めるという経済のサイクルを学ぶ上でも大人の実生活に近い。しかもどの職業も本格的だ。うちの子供たちも小さいながら憧れ?の職業体験をしていた。
http://www.kidzania.jp/
息子は”バックドラフト”?なのか、絵本の”パンプくん”の見すぎだろうか、”消防士”に変身。一番奥の”チャ~”みたいな消化活動員がそれ。
一方、娘は救急救命士に変身して、AEDをつかって心肺蘇生をはかったりして。緊迫感もあります。
どういうわけだか、最後は自動車整備士に。まだ、気になることにまっしぐら!の息子は”このドア気になるな~”とお兄さんのお話そっちの気~みたいな。申し訳ないです。
しかし、ふと思った。もちろん実生活に近いといってもバーチャルな世界。経済の流れを知るには良いが、特に農業体験があったらなおさら良いと思った。事実、一回のパビリオンの体験は40分ぐらいだろうか。農作物の場合、そんな短時間でできるわけないのだが、例えば、ピザ屋なら、小麦粉になる前の小麦の説明があってもいいだろうし、ソフトクリームだって、牛の牛乳からでてきていることを子供達ももっと知るべきだと思った。
そう考えると、田舎で地元の小中学生に農業体験を行っている、我々(JA本別青年部)の取組みは、都会の体験に匹敵するどころかそれ以上だと思った。“土いじり”がどれだけの効果を生むかはわからないけど、本物に触れる機会があれば“食材の粗末な扱い”が減るんじゃないかと思った。
時間をかけて、1から作る楽しさ。それが農業なんだと改めて思った。
我々の農業体験リポートはこちら!シリーズ”育てよう若き地域のサポーター”
長いも植えました!
豆を播きました!
”ザ・収穫祭”
”お乳搾りました~!”
”餅つき大会with収穫あんこ”
子供がいるなら、キッザニア超おススメです!
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北海道はなぜか落ち着く。
東京からの飛行機から、十勝の大地がみえるとき、”やっぱ、いいな~この大地模様”
と思ってしまう。
といっても、もちろん真っ白な大陸が見えるだけなんだけど・・・
2週間程、置きっ放しだった車の上には、こんもりと雪がのっていた。
日中は0℃近く、気温も上昇するためなのか、エンジンはすんなりかかった。
飛行機にのりながら、また車を運転しながら、東京でのたくさんの出会いを
思いだしていた。”よ~し、がんばる!”やるだけやってみようと思った。
初めまして、前田茂雄です。
初めまして、前田茂雄です。
北海道(本別町)生まれ。
東京農業大学卒業後、テキサスA&M州立大学、アイオワ州立大学にて、
アメリカの大規模農業について、経営や流通を学び、
1999年 前田農産食品合資会社の4代目として就農しました。
生産品種は、
小麦(ホクシン、北の香り、春よ恋)小豆(エリモショウズ、キタノオトメ)、甜菜です。
好きな言葉は「温故創新」。造語ですが、先代達が開拓した歴史ある十勝の大地からできた農産物を将来へ持続させると同時に、新しいものとして社会に流通させてみたいという思いの意思です。
「小麦粉プロジェクト」への思い
自分が育てた小麦をいろんな方に使ってもらい、おいしく食べてもらいたい。そのために、プロの料理家やユーザーの方たちの意見と共に、品種の特性や年による変化を研究し、愛され続ける小麦を生産していきたいと思っています。