9月下旬から10月上旬にかけても、週一で必ず雨がふる状況がつづいていた。
土が乾いたかな~と思うと、必ず雨。
5月にまいた小豆も9月下旬と上旬に分けて収穫となった。小豆って莢にはいっていて、莢が乾燥していないと未脱穀といって、収穫機械からのロスが発生します。今年はコンバインで収穫。朝梅雨があがって莢が乾燥しだしたら収穫のサインです。夜露が夕方上がってくるまでが勝負。集中です。写真は9月下旬のエリモショウズ。葉っぱが落ちて青さやがなくなったら収穫です。
今年の傾向として感じたことは・・・
3種類まいてみて、
きたのおとめ:9月下旬に収穫。収穫時の葉落ちも良かったが、エリモショウズよりはひと回り小さい。
馬の背(豆の背中がとんがったようなもの)もなく、虫害も少ない。
エリモショウズ:10月上旬収穫。おとめと比べると1週間ほど遅い感じだった。晩生ということもあってかもしれないが、夏場の暑さと気温が幸いして良くとれた。昨年(平成22年)の超のびた茎からすると、収穫には丁度良い丈で実の張りも良かった。小麦と同じなのか、今年は晩生品種に軍配がありそう。
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ほまれ大納言:大納言って品種あるのしってました?”アカネ、とよみ”などもあるんですよ。
今回は”誉”とサウンドの良い大納言を選択。もちろん大納言なので小豆よりもふたまわりくらい大きい。ただ、茎が太いのと分枝がでているため、収穫はしずらい傾向にあった。粒の大きさには確かに惹かれるよね~。
3品種とも、茎がある程度生きているうちに収穫に徹した。茎が真っ白になって(通常枯れ切ったじょうたい)になってしまうと小豆もこげ茶色みたいな黒々しい感じになってしまうからだ。やっぱり”レッドダイアモンド”は赤いほうがいいですよね。
収穫した小豆はコンバインのタンクの中にぎっしり。そこからメッシュのパックにいれて・・・・
収穫されたものの中にはまだ青い状態(水分が多い)のものもあったりします。
そこで、うちでは乾燥を施すために暗渠パイプをパックにたてておいて、風力乾燥機(風圧利用)で乾燥をします。
豆たちじしんも、調湿といってお互いに水分を均等にしようと頑張ったりしてくれてるんです。