冬~の一番しゃっこくなる時期、ほんべつ雪あかりナイトは行われた。
もう第8回にもなるんだって.
道の駅”ステラほんべつ”には、特性の滑り台(楽しいよ~!!)に元気くん(町の豆のマスコット)が迎えてくれます。滑り台は開催中。お子さんのいる方は是非
私が幼い頃はこんなんじゃなくて、”ほんべつ道産子寒風祭り”といって土手沿いにある清流公園で行われたものだった。
トラックタイヤのチューブを膨らませてそれにのって土手をジャンプしながら滑走する。
スッパマンやると途中で顔面を強打し、鼻血まみれとか雪まみれはよくあった。
覚えているのは、恒例の餅まき(ビニールの中に小さい餅)大会。
押し合いへし合いのドヤ騒ぎだ。何個拾えただの、5円が入っていただのと喜んだものだった。
それと中学校のときだったか、会場の雪のカマクラで友達3人とその上?(上で遊じゃいけないのは誰もがアウンの呼吸でわかっていたはずだが・・・アホども!)で遊んでいたらカマクラが倒壊し、中に入っていた私は入り口のところでそれに潰された。
幸い顔だけだしていたので引っ張りだしてもらったのだが、カマクラ入り口付近は氷を固めてあった為、勢い良く腕を引っ張ってもらった瞬間、その氷にミゾオチを強打。
私は苦しさになにも言え、なみだ目になって
“ハウ~ハウハウハウハウハウハウ~ハウ~ハウハウハウハウっ!”と悶絶した。
これがその後語り継がれる”ハウハウ事件”の真相だ。
そんな懐かしい武勇伝?はどうでもいい。
2012年2月4日(土)はお祭りにはちょうど良い-5℃くらい。
しかも今年は1月から-20℃超えが何日も続いていた。
最高のアイスキャンドルは天気も味方につけなければきらめかない。
ちょうど良いなんていっても、誰もが完全防備したい気分。
休憩して暖まるところもある。アイスキャンドルの炎に揺られながら、5分くらいなら?寒さを忘れる事ができるでしょう。
町民による町民のためのお祭りである。
そうすると、各自治会や学校、団体で血が騒ぐ人がいる。
準備段階でも、かなりその当日まで何個のアイスキャンドルが出来るか懐疑的なのだ。
強制は全くない。自己満足の範囲、キレイに町を彩ってみたい一心が町を明るくする。
準備段階も手伝った。その家庭で作られたアイスキャンドルポッドを軽トラで取りに行く。
(信じられないかもしれながいが、田舎ではかなりの人が軽トラを所有しているのだ)
実際に現場をまわると、自治会で取りまとめた数と実数は大きく変わる。
私 ”あれっ紙には10っ個って書いてありますけど?”
オジサン ”いや~暇だったかんよ~180個近くはあんぞ!”
私 ”ぎょぎょぎょっ!軽トラ応援求む!”と連絡とるのでした。
まっ、キャンドルも人口も増える分には問題ないか!
弥生町ジジ(自治)会も今年は、道道であるほんべつ大橋から高校までをキャンドルを並べて準備。
実際多くの車や散歩する人が増えた。うちの前や畑沿いもそれに面しているため、大変キレイ。
雪の中の小麦たちも喜んでいるかもしれない。
アイスキャンドルだけでは物足りない人は造形する。
皆手作り感満載。本当に凝っているのは”ファンタスティック!”の連続だ。
これなんか凄い!ペンギンを見た事がない人でも”ペンギン!”と発音してしまいそうな可愛さ。
しかもこのキャッスル?がすごい。
質問 私:”この三角部分どうやって作ったんですか?”
答 そこのオジサン:”工事現場の三角コーンあるべ、あれで作んのよぉ、これをなソ~ッと外すのがまた難しいんだな~これが!”と鼻水をたらしながら語ってくれる。
他にも、町体育館からでてきたような”巨大なツララを”造形につかったり。
さすが!建設屋さん!と呼ばせるような”ハートキャンドル”
これも逆三角にしていく技術と執念、根気となかなかタフな出来だ。
アイスキャンドルは安全上のため今日撤去されてしまう。
時が過ぎ、祭りも人口減少とともに形を変えてきた。
人口と同じ8400個(実際は10000個くらい集まったようだ)も等身大の町のお祭りとしては最高だと思う。
うちの前の滑り台雪山にも、火事になりそうなほどキャンドルたちが集合。
映画、デカプリオの「ロミオとジュリエット」の最後のシーンもこんな感じだったな~。でも死ぬにはちょっと寒すぎる・・・・。60歳超級の弥生町じじ会(自治)の皆さん、燃え上がってましたよ~今昔の情熱が!!
益々どのジジ(自治)会も高齢化していくわけだが、”参加型の共遊”がこれからのキーワード。
凍てつく自然を生かした祭り楽しみであり、きっとあのジジ会の人たちも参加した人たちも笑顔で眠れているに違いない。
“やったぜ!!”と。関係者の方々、お疲れ様でした。