10月17日曇り曜日、札幌のパン講師”森本まどか”さんの十勝ツアーが開催された。
前日から十勝入りし、満寿屋パン麦音店にて十勝の小麦を使った講習会をし、本日午前中に当農場にやってきてくれた。森本さんのアトリエはこちら→ポチ
総勢18名ほどで、皆さん無類のパン好き+森本さんの魅力的なパワーに引き寄せられ、遠く本別町まできていただいたこと、本当に感謝しているところです。また、家族にまでお土産をいただきまして、どうもありがとうございました。また”はるきらり”限定”ゆめちから”の小麦粉も手にとっていただきありがとうございます。
是非感想をきかせてください。
“はるきらり”なんかは、あのゴンドラ?にのって機械をメンテしたものです。
そういえば小麦を詰まらせて、派手にこぼした記憶がよみがえってきました・・・。
早速、黒大豆(祝黒)の収穫をしてもらった。
鎌をもってもらって、株を切り取り莢をとって、大豆を取り出してもらった。
その手の作業はプロっぽい方?もいたりして、食に熱心な方達と感じた。
北海道といえども、農業というよりまだまだ農家との距離はあるんだなとも同時に感じた。
それから、ビートを収穫してもらい、砂糖はやっぱり”ほのぼの印”の北海道製糖のグラニュー糖を指名買い?!してもらうお願いをした。念入りに。
次にパン用品種「ゆめちから」の畑を案内。
冗談混じりすぎの?、小麦の裏側を聞いていただいた。
生産者は往々にして、”消費者は分かってくれない!”と思いがちだが、それは大きな間違い。
我々自体が消費者に近づこうとしてない実態もあるのかもしれない。
それから本日のランチを、満寿屋パンの杉山さん、天方シェフにお願いして、石窯でピザをやいてもらった。
「きたほなみ」&「ゆめちから」のゴールデンバランスでブレンドされたピザ。美味しい!絶賛ピザ!
それから、お腹の大きいうちの妻の自家製白金時の野菜スープ。冷えた体に温まるスープだった。
皆さん十勝の新発見が多くみられたようで楽しそうだった。
また森本さんの今回のツアーは”フードバレー十勝”(帯広市の事業)の一環のツアーで、今回が4回目。
うち今年は3回当農場にツアーの方々がきてくれたことになる。
全然気にしなかったが、いろいろやってる感じがわいてきた。
十勝や農業の魅力発信になっていれば当農場としても嬉しい限りだ。
早速、地元の新聞にものっていましたよ~。
是非またお越しを!もっと楽しい企みをしていますから!!!
月: 2011年10月
Azuki ちゃんたち収穫。
9月下旬から10月上旬にかけても、週一で必ず雨がふる状況がつづいていた。
土が乾いたかな~と思うと、必ず雨。
5月にまいた小豆も9月下旬と上旬に分けて収穫となった。小豆って莢にはいっていて、莢が乾燥していないと未脱穀といって、収穫機械からのロスが発生します。今年はコンバインで収穫。朝梅雨があがって莢が乾燥しだしたら収穫のサインです。夜露が夕方上がってくるまでが勝負。集中です。写真は9月下旬のエリモショウズ。葉っぱが落ちて青さやがなくなったら収穫です。
今年の傾向として感じたことは・・・
3種類まいてみて、
きたのおとめ:9月下旬に収穫。収穫時の葉落ちも良かったが、エリモショウズよりはひと回り小さい。
馬の背(豆の背中がとんがったようなもの)もなく、虫害も少ない。
エリモショウズ:10月上旬収穫。おとめと比べると1週間ほど遅い感じだった。晩生ということもあってかもしれないが、夏場の暑さと気温が幸いして良くとれた。昨年(平成22年)の超のびた茎からすると、収穫には丁度良い丈で実の張りも良かった。小麦と同じなのか、今年は晩生品種に軍配がありそう。
。
ほまれ大納言:大納言って品種あるのしってました?”アカネ、とよみ”などもあるんですよ。
今回は”誉”とサウンドの良い大納言を選択。もちろん大納言なので小豆よりもふたまわりくらい大きい。ただ、茎が太いのと分枝がでているため、収穫はしずらい傾向にあった。粒の大きさには確かに惹かれるよね~。
3品種とも、茎がある程度生きているうちに収穫に徹した。茎が真っ白になって(通常枯れ切ったじょうたい)になってしまうと小豆もこげ茶色みたいな黒々しい感じになってしまうからだ。やっぱり”レッドダイアモンド”は赤いほうがいいですよね。
収穫した小豆はコンバインのタンクの中にぎっしり。そこからメッシュのパックにいれて・・・・
収穫されたものの中にはまだ青い状態(水分が多い)のものもあったりします。
そこで、うちでは乾燥を施すために暗渠パイプをパックにたてておいて、風力乾燥機(風圧利用)で乾燥をします。
豆たちじしんも、調湿といってお互いに水分を均等にしようと頑張ったりしてくれてるんです。
集英社LEE11月号に掲載されました♪ by akiko
現在発売中の「LEE11月号」宜しかったら見てくださいませ。P214、P215のカラー2ページです。
LEE web サイトでも動画を見ることができます。
私のインタビュー映像は見て頂くには、恥ずかしいのですが・・・
さすが、集英社のプロの方々が作ってくださった映像!
小麦の収穫シーン、本別町のマスコット元気くんや、本別町を一望する夕暮れの風景など、盛りだくさんの映像になっています。
私が参加させてもらっている、十勝キャリアデザインネットワークの素敵な先輩方にも集まってもらっています。
フードソムリエの北村貴さん
森田農場の森田里絵さん
十勝菓子工房 菓音 甲賀静香さん です。
私の先を走って行って、彼女たちの背中を追いつつ、影響を受けています!
撮影はますやパン麦音店で美味しいパンを食べながら。
十勝の親善大使になった気分で、あれもこれもと紹介したい人や物がいっぱい。
編集の畑江さん、ライターの水島さん、カメラマンのお2人にも、わがままをいっぱいきいてもらい、2ページに詰め込んでくださいました。
ネットの普及、そしてスマホなど新しい便利なツールがどんどん生み出される今。
田舎にいても、最新の情報が入ってくるようになりました。
私の夢の実現率は30%!何もやってないじゃんって数字ですか(苦笑
田舎にいても、子供がいても、仕事が忙しくても、夢を育てていけたらいいですよね。
具体的な夢がない・・・と思っている方も、実はすぐ身近にあるもの。少しづつ育てていくと、見えてくるのかもしれません・・・。
農場では小豆・大納言の収穫が終わりました。
ぐっと寒くなり、これから黒大豆とビートの収穫が始まります。