とかち野酵母&レシピ本

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こんな素晴らしい出会いってあるんですね!小麦粉と酵母。
どっちもパンには当たり前。塩と水があれば最強の自然パンなんですが、その酵母、自前でとるというのはなかなか難しかったようです。
ところが、ヒョンなことからエゾヤマザクラの木に宿った酵母の抽出に成功したんです。
しかも、農業王国十勝が誇る帯広畜産大学の教授が発見して、日本甜菜製糖にて製品化にこぎつけたのでした~。
酵母っていってもなかなか地のものというのは珍しいようで、日本だと白神こだま、あこ酵母、ホシノ酵母とそんなにあるわけじゃないようです。なんせパンを元気にするようなワクワクして、しかもいつもわくわくする安定感をだすような酵母じゃなきゃいけない。それが、十勝の地にあったなんて素晴らしいことですね。
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今月19日には、この”とかち野酵母”を使ったレシピ本を出版した”夢工房y.b.H“の早川喬恵さんの出版記念パーティがあり、私も会に呼んでいただきました。開発者?発見者の帯広畜産大学の小田教授、日甜の田村博士、それから販売先の関係者さんから、早川さんのパン教室の生徒さんたち。皆パンが大好きで、誰もがこの地元の酵母の誕生を祝っているようでした。
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東京でも現在、唯一販売取り扱いがあり、早川さんの東京でのパン教室を催しているパン・お菓子の商材の”Mix&Mix“の田口さんもお祝いに駆けつけてくださいました。人との出会いも酵母もゆっくり、ゆっくり。ですが確実にコツコツと積み重ねることで醸成がなり、味に深みをだすんでしょうね。
早川さんのあいさつでも、”私たちの先祖以前から、100年以上もの間、いやもっとそれ以上の間、この十勝の厳しい自然条件を生き抜き、今十勝の広い畑からとれる小麦と一緒なる出会いに感謝したい。”その通りだと思いました。
小麦粉、水、酵母、塩、空気まで、改めて十勝の素晴らしさに触れられたひと時でした。
ちなみに、早川さんの教室は家庭でも簡単に美味しくできるのが評判。素材の力を活かすところにも魅力いっぱいです。