“ゆめちから”の力

日本のパン用小麦の自給率は1%以下。
パン用や中華めん用となるタンパクの高い強力小麦はそんなにないんです。
そこで登場するのが新品種”ゆめちから”
何度かブログでも登場していますが、”ゆめちから”の持つ潜在能力はかなり高そうです。
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見た目は硬質小麦らしいゴツゴツ系。小麦は見た目じゃありません。挽いて粉にナンボの世界。今回の戸別補償政策にも、パン用小麦の自給率を高めようじゃないか!!!という日本政府の意気込みを感じる政策価格が提示されました。
しかし、これで来年産からザックザック、パン用できるかなというのは早すぎます。
今年はこの品種は試験(北海道では・・・)。しかも他の強力系品種も種の供給が思うように進まず(今年の低収量から)、物凄いはずみにはあと2,3年かかると思われます。しかし、オカミ(御上)の姿勢は本気モードです。やっとパン用小麦生産農家の思いが伝わる気がしています。
さて、その”ゆめちから”を9月24日、7kg/反で播きました。
昨年産の感じからだと、以外に倒れないのですが、分けつした穂が混み過ぎるのを嫌ってと、貴重な種のひきのばし?を狙ってです。
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いつもどうりの”整地+種まき”合体型の機械で播種。
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種の深さもチェックして~っと。2cmくらいかな。
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やばぁ~途中で詰まってるぅ~。指導不足だな、反省です。傾斜や土の起伏は気をつけなきゃなりません。また機械の特性も知ることは重要です。
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でも大丈夫でした~!ふぅ(汗)。小麦が出てくるまでどう仕事をしたかは経験をつまないと分かりません。
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我が家の”ゆめちから”達。補足:実際もう一人います。
この小麦子の特性は?
その名のとおり、超強力粉なんですって。日本人の好きな”超”を入れちゃいました。
めっちゃ窯のびします!
パンも夢も希望も自給率も?超膨らませる!?魅惑の小麦が誕生します。
生産者もユーザーも国も皆がわくわくする小麦ですね~。
超膨らみすぎるのにお困りのあなた。ご安心を。”きたほなみ”で程よいバランスが保てるんです。