12月1日晴れ曜日。本別中央小学校3年生を対象に農業加工体験をおこないました。
まずは結果から=大、大、大成功でした~パチパチ!!
今年、JA本別青年部(本別支部)の活動は、ビートの移植・収穫・加工をテーマにそして今回、最終章。
ビートからのつくった糖蜜をホットケーキにかけて食べよう!というこのなのです。
まずは、支部部長のもんぜんさんからいままでの、畑での作業のおさらいと、ビートの糖蜜つくりの説明を写真を交えて、生徒に説明。ホットケーキつくりのシロップまでつくってしまおうというのだから、贅沢ですね~。ここでしかできない本物の良さをかんじてくれたらと思います。といっても、こういった経験は地元をでたとき、大人になってから再確認できることかもしれませんね。
本別支部の今までの活動はこちら
ビート移植→ポチっ
ビート収穫→ポチっ
ビートの糖蜜つくり(仕込み作業)→ポチっ
それから、各班に分かれて作業開始。まずは、ビートの糖蜜をつくるところから。この作業は煮詰めるまで相当な時間がかかるため、こんかいはデモンストレーションのみ行いました。作りかたは、上記のビートの糖蜜つくりを参照してください。
今回は生徒にミキサーを使わせないため、ピーラーでとにかくピートを細かくむいて、お湯で沸かし作業をしました。万が一にそなえ、こどもたちには軍手を準備。気が利く支部長さんです。生状態では、苦味甘い感じ。この状態を知って料理することも重要。
それからホットケーキつくり開始。通常、簡単楽ちんなホットケーキmixをつかいますが、ここは本別産の小麦(ホクシン)をしようし、根本から始めます。
ここからは、最強?の助っ人が登場。うちの妻が講師となり、手順説明。
材料は4~5枚分(直径12CMくらい)だと以下。
ホクシン小麦粉 200g
ベーキングパウダー 10g
三温糖 50g
卵 1個
牛乳 170g
無塩バター 30g
サラダ油(焼き用) 適量
作り方
① ホクシン小麦粉とベーキングパウダーを混ぜあわせ、2回ふるう。(粉ダマとり、ふんわりさせる効果)
これ小さい時、やりたかった思い出あります。”カチャカチャッ”って新聞の上に粉が落ちてくるで楽しんですよね~。
② ボールに卵を割りいれ、ほぐす
③ ②に砂糖を加えて、泡立て器でもったりと白くなるまで泡立てる。
④ それから③に牛乳を加えて混ぜあわせる。
⑤ ④にふるった粉を加えて、粉っぽさがなくなるまで混ぜる(ここからゴムベラ使用)
⑥ 溶かしたバターに⑤の生地に加えて、馴染みこむように混ぜる。
こちらは、”男の粉いじり”不足分の生地づくりに挑戦!
焼き方
① フライパンを熱して、サラダ油をひく。余分な油はキッチンペーパーで拭き取る。
② 水をたっぷりしみこませたふきんを軽くしぼり、その上にフライパンをのせ、あら熱をとる。
③ おたまに8分目くらいの布地を流しいれ、フタをする。
④ 弱火で焼き、周りがぷつぷつと気泡ができたら、裏返して両面焼く。
⑤ 二枚目を焼く時も、濡れふきんの上でフライパンを冷ましてから焼く。(このほうがうまく焼ける)
うまく焼けてるかな~?どこの班でも、ホットケーキの焼け具合が良いと拍手~”イェ~イ!”と歓声が上がっていました。
そして、手つくりビートシロップをホットケーキに塗って完成。ほんとに美味しそうでしょ?
”おっいしぃー!””めちゃうまっ!””ビート糖蜜もあまくって美味しい~”と皆最高の笑顔。
”よかったっ~ビート糖も2回も練習してきたかいがあった”と支部の参加メンバーは思いました。
万が一のため(失敗したときの)?ではないのでしたが、市販のオリゴ糖も持参して、たべくらべてもらいましたが、青年部のつくった黒蜜は絶賛!され、逆に雑味が風味豊かに感じたのか、気合を感じてくれたのかなと思ったほど。
今、農畜産物の消費の減退は、市場でも明瞭な事実でしかも低価格志向。
しかし、農家も助成金や上層団体に消費拡大を訴えるだけでなく、根っこの地元の子供たちとしっしょに育てられる仕組みが今後も重要だと思ってやってます。流行り廃りで終わらない、子供たちが大きくなっても愛される農畜産物をつくるのが、我々若き農業者に必要な地道な取り組みなんです。
地元紙、十勝毎日新聞に掲載されました~。
「さぁ極美味ホットケーキを作ろうぜ!!”育てよう若き地域のサポーター”」への2件のフィードバック
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地元でとれた食材・・・小麦粉、バター、卵、ビートを使っているので安心して食べられますね。
フライパンを軽く絞ったふきんで冷やすところがコツで 色もよくこんがりと焼きあがるのかな?
奥さんが専門家でよかったですね。
弘照
弘照さま
いつもありがとうございます!
ピンポーン!大当たり!
冷やしたタオルを準備しておいて、次の生地を焼くとうまくいくんです。どうやら、出始めの生地の焦げ付きや焼きむらを取るそうです。
最強の助っ人でした。