小豆の収穫は10月6日から17日まで中休み(雨のため)で行いました。
小豆の収穫体系は、昨年のブログをチェック→小豆っ
10月10日には、結構強い霜が降りて、霜降り小豆も発生してしまいました。
写真では、乾いた莢と茹でられたような生莢の違いがわかるかと思います。
莢の中をのぞいてみるとこのとうり。霜にあたってしまったほうは、なんだか茹でられたようといっていいのか、鞘の内側にぺたっとはりついたような状態になったというか、それに独特のにおいがついたりします。一緒に収穫することにもなるのですが、選別の工程でとれてしまいます。
今年は日照に恵まれていないせいか、花のつきも悪く茎の上の部分につくものがほとんどない様子。
部分的には、わずか15~20cmくらいの丈のものしかなく刈り倒しては、手で集めるなどして脱穀したのでいつもの倍作業はかかりました。
それでも、思った以上に実は太っていたのでひと安心。これが昔言われた先物農産物の筆頭株でもあった小豆なんです。今は価格が安定傾向にあるため、昔のような”レッドダイアモンド”(投機的な意味での)はないかもしれませんが、赤く光るその姿はその称号にふさわしい豆です。
早速、妻が水に浸して~
お汁粉つくっちゃいました~。うちの子供たちも無類のアンコ好き。しかも粒あんガツガツ派です。
やっぱり、新豆は皮も柔らかくて美味しいのです。
「レッドダイアモンド 小豆収穫」への4件のフィードバック
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小豆は植物(生き物)なので冷たい霜から自分の身を守るため、白いカバーで覆うのでしょうね。それにしても霜の有るなしで小豆の色はこんなに大きく変わるのですか。
小豆の収穫方法は実がはじけないように、地面に近くの実も取りこぼさないようにするなど工夫されていますね。
感心しました!!
弘照
昨夜は、ウチの食卓にも新小豆のぜんざいが付きましたよ。
ふくよかで、皮が薄く、味の濃い好い小豆でした。
豆の美味しい時期になってきて、とても楽しみです。
11月楽しみです。
弘照さま
いつもメールありがとうございます。
霜当たりの小豆というか豆は、必ず生に近いものだけです。
水分の抜けてきた(18%以下)ぐらいのものであれば、すでに赤く色づいていますので、相当の強い霜じゃないとそれほど影響を受けないと思います。
また、今年は背丈のない小豆が多く、拾い集めるのに人海戦術。労力が非常に大きなコストになる年でした。
oyakataさん
はじめまして、メールありがとうございます!
そうですか、新豆食べましたか、美味しいですよね。
やっぱり豆は新しいのにかぎります。
またいろりろお世話になるかと思います。
よろしくお願いしますね。