十勝・帯広にまた新たなパン屋さんが誕生!ますやパン・”麦音”です、パチパチ。
5月18日のプレオープンの関係者だけの内覧会に招待をいただきました。農家でパン屋さんのプレオープンによんでいただけるとは、なんとも嬉しいかぎりです。
ここの社長さんとの出会いは6年前くらい。うちで春よ恋を初めて作った年に、”原麦ありませんか?”と
訪ねてきたのでした。その時、うちの全粒粉で作ってもらったパン、食パンやバゲェットが美味しかったのです。恥ずかしながら、この時が初めて、うちの農場でとれた小麦で食べたパンでした。
”美味い、いけるじゃんか!!”と思い、これならきっと他の人も食べたいはずと以来、作付けしている次第です。あの味は、農業の方向性を探るうえでも、ガツンときた味です。
また、ますやパンは十勝では老舗のパン屋さんで、うちの母親もここのパンで育ったなんて言ってるほど、歴史のあるパン屋さんです。”おふくろのパン”?というか、定番商品もあれば、いろんなコラボをして地場の食材をつかった新商品をだしています。
さて、店舗のほうですが・・・
素敵な建物の上には、風力発電機?が・・・
その正体は店内にはいるとわかります。なんと風車の力を、店内にある水槽のポンプにつかい、その水の力で、水車を回し、水車の力で石臼を回して、全粒粉を挽いていたのでした。はっは~ん。よく考えられてます。”エコ”というこのお店のコンセプトの一つ。
この石窯もその流れ。十勝産小麦を使って、十勝の石を使って、十勝の燃料(カラマツをペレット状にしたもの)要は薪を固形にしたものを使用している特注品のようです。
店内はオープンキッチンというのか、調理場とレジとの間に様々なパンがおいてあります。イートイン、オープンデッキでパンが食べられます。
圧巻は、外にある麦畑。”地産地消”はもちろん、”食育”もコンセプトのひとつ。幻の春小麦”はるゆたか”が育ってました。
観光名所にもなりそうなパン屋さん。今後がますます楽しみです。オープンおめでとうございます!
お祝いに”春よ恋”の原麦をプレゼントしちゃいました~。
「祝 ますやパン 麦音オープン!」への3件のフィードバック
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こんにちは、雨ですね。
今年は、旱魃傾向ですねー風がひどかったです。
被害はありませんでしたか?
自分は、とりあえず大丈夫です。
チゼルプラウでプラウの盤をぶち破った効果は、あるようです。実は、勇足の農家さんの受け売りなんですけどね。
シゲサンのダブルソイラーも魅力的ですがうちのトラクターはかなり古いので引っ張れません。最近どうもラジエター周りのトラブルが多くて繁忙期に入院してしまいました。
かわいそうに、無理させすぎかな?
みんな似たような機械を使って似たような資材を使い同じタイミングで植えているのに目を凝らしてみると今年のような極端な年ほど違いがはっきりと見えてきて、農業オタクの私は1人むふふとほくそ笑むのです。
うちもビートはトツ鎮なのですけど、よいですよね。
部落の花見のときに後輩にあんたの理屈はうそではないと思うと初めて言われました。
目標を見失わずにコツコツやっていれば、理解してくれる人もぽろぽろと出てくるものですね。
人生をかけて播いた種が春の芽吹きのようにピョコッと顔を出した気がしました。
ますやパン魅力的ですね。
シゲサンの作品がどんな味がするのか近いうちに行ってみたいです。
豆まきもう一頑張りです。
はじめてブログを拝見しました。
私は将来小さなパン屋を営みたいと考えている、十勝在住のものです。
北海道小麦で作るパンは、焼けたときのふんわり甘い香り、食べてかみしめたときの小麦のしっかりしたお味で、大好きです。
ますやさんを検索していたら小麦農家さんのブログにたどりついて、うれしくて思わずコメントしてしまいました。
ますやさんのような大きな会社は農家さんから直接小麦を仕入れることができるんですね。小さな個人店の方が地元の小麦を購入したいときって、どうされているのでしょう。
もし、何か流通のことでご存じでしたら教えて下さい。
私ももっともっと小麦の勉強をしたいと思います。
(東京農大卒です^0^)
まきじさん
はじめまして、まきじさん。メールありがとうございます!
農大卒で小麦好き?なんかいいですね~。この6月の雨も大根おどりでふきとばせるのでしょうか?晴ごいは、農家でなくてもしたい最近の天気です。
小麦の流通は複雑なようで簡単です。ですが、そこには見えないリスクがいろいろあると思います。楽しく農業をやるというのが私のモットー。その楽しさからでてきた農産物を広くしってもらえたらとやってますよ。またメールくださ~い。