Come on! Spring Love!!!

”春よ恋” 無事、今年も収穫し終わりました~パチパチ。
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今年は例年よりも5日ほど早い、8月10日からの収穫となりました。例年、お盆あたりの15日から20日にかけてですので播種日がいつもと変わらないとすると、収穫が早まった感じがします。
なぜか?ということですが、7月下旬と8月上旬の雨で、十分に水分をもらったあと急激な温度上昇、30度以上が4日ほど続いたため、穂水分だけが乾燥されるという現象が起きました。下の写真の中の、実が青いものは穂の下部にある実。7~8段くらいついていましたが、上部から急激に乾燥してきているのがわかります。
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もちろん、良く晴れた日は水分が3~4%は楽に落ちるので、もっと日にちをおいて、茎水分が抜けてから収穫したかったのですが、8月14.15日と雨予報がでたため、収穫開始となりました。
種子水分は、平均20~24%ほど。”う~ん、まだ待ちたい、でも実は乾燥しだしてるし、何日か後には雨が・・・・”と思いながらも、コンバインを走らせました。
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しかも、倒伏している小麦を刈りとるというのは、けっこう根気のいる作業で、土水分や茎水分があると刈りづらく土をコンバインの中にいれていまうため、細心の注意をしていないと作業性も悪いのです。コンバインの歩腹前進?というか牛歩戦術?というか・・・。連日連戦のコンバインも作業者も泥んこ状態。
去年(H19)はピーカン天気が続き、収穫時の水分は13%と乾燥機がほぼ要らない状態。”お天気商売”とは正にこのことで、作物の適期に作業を終了させることの難しさが毎年、違うんです。
しかし、登熟前の水分も十分にあったことと、花時期の天気も良かったせいか、粒ぞろいの良いものがとれて、ホッとしています。実際、15日には”にわか雨”もあり、冷や汗をかきながら待つよりは、良い判断だったかなと思ってます。あとは、成分。見た目じゃないところが、農産物、小麦にもいえるところ。
いっぱい、いっぱい食卓に笑顔がこぼれるような、パンやお菓子たちに変身してほしいものです。