幼穂ってあまり見たことないのでしょうか?
小麦の穂の赤ん坊のことですが、この例年、5月10日前後から幼穂の発生がみられます。
写真は5月23日にとったキタノカオリの幼穂。この時、すでに小麦の形、穂の段数が決定します。
これは9段。あとはどのくらい実の肥大と、横に何条(2条、6条大麦とかっていうじゃないですか)できるかで、一穂の量が変化します。土の力と太陽と雨も、実の太りには重要です。”さぁ、自然界よ力をかしておくれ~”と魔女のように呪文をとなえたりして。
ライターの先ぐらい、1cmぐらいに育った穂。最初は5月上旬、小粒のタケノコのような状態だったものがここまで大きくなりました。
一方、春よ恋はというと・・・背丈はこんな感じ。左:キタノカオリ 右:春よ恋
幼穂はできとるかな?と解剖してみると・・・あった?肉眼では確認できるような、できないようなそれらしき(タケノコ状のような穂)ものが見える。けど、まだはっきりしないな。
ぐびぐび大きくなれよ~!
♪sha~pe~,shape of my whe~at♪ スティングの”shape of my heart”にのせてお送りします。ご自分で歌ってください。