スーパー堆肥にな~れ!

前回、土つくりの一環として堆肥を牛やさんから分けてもらい、気温の高い天気の良い日に、大型のユンボで撹拌作業をしました。
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なぜ”撹拌作業なか?”っていうことですが、もらってきた堆肥は水分が高すぎるため、醗酵がすすんでいません。そこで、”堆肥を切り返す”とかいう言葉で表現してみますが、”空気と混ぜる=醗酵が高まる=水分が抜け完熟に近づく”という感じ。
堆肥も生に近い状態は、尿・糞からでる窒素分が多く、この養分を手っ取り早く畑に入れたい場合は生でもいいようです。が、牛の体内を通っても、雑草の種は残りますので、できれば60度以上にはして、醗酵を進めて種を死滅させ、畑にはびこらせないようにあしたいことと、微生物の動きをより活発化させたいところがあります。
そこで、堆肥に混ぜる種つくりをしてみました!まづ材料ですが
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キノコ菌床のクズ  12t
コフナ(嫌気性醗酵菌) 1.5t
貝化石           2t
腐食酸肥料        2t
炭              1t
酵素液(5000倍液)   200L
を準備してユンボで混ぜ混ぜします。最後に酵素液を全体にかけてシートをしてみました。
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いろんな菌が繁殖して、病害虫に強い堆肥にするのが狙いです。今度はこの山を種として、少量づつわけて堆肥の山と混ぜて、少量投下でも、作物にとっても吸収しやすいものにできれば最高です。