甘甘ビートを育ててみよう!いよいよ収穫編

ビート(甜菜)の収穫時期がやってきた。
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今年は10月17日に”ほのぼの印”のグラニュー糖で有名な北海道糖業の工場が稼働した。
いつもこの時期になると、工場からのビートを精製した際にでる、苦いような甘いような香という表現じゃない匂いが町を覆う。
これも冬の訪れの合図のひとつ。”臭い、臭い”言っても、いつも営みができてるだけこの時代、良しとしなければならないのかもしれない。
 うちの受入は10月18日、24日、11月上旬だ。
これは地区によって甜菜の受入日が決定している。
よっぽど天気が悪かったり、なにかないと出荷日に必ずビートは掘り終えて堆積しておかねばならない。
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ということで、13日から雨続くという予報の中開始していった。
今年のビートの傾向は?
1.褐班病被害が圃場によって違う。発生小31、32、21圃場。激発が60。発生中程度が61であった。
発生小は、気温差も関係している模様。それと発病していた圃場は9月中旬(20日)前後の最後の防除の詰めが甘かった。
2.収量は良さそう。ここ3年では1番じゃなかろうか。
まず、腐れ株が少ない。それからニンジンビート(小ニンジンのように細く作業機からこぼれおちるもの)が極めて少ないのが今年の特徴。
3.肝心の糖分はまだわからないけど、ちょっと水ビートっぽいかんじがあるのであまり期待できないかも。
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収穫作業も中盤(10月23日時点)では順調そのものといっていいだろう。
雨が少ない分、作業は泥沼状態にならずにすんでいる。
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ただ、ここ数年うちの町でもビートの面積は減っているようで、トラックが廻ってくるのが早くなってきている気がする。
甘味料としても重要だが、なにせ畑の輪作体系には重要なビート。
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ん~うちも高齢化と作業の効率化から何らかの手を打たなきゃ!
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