京都 足立音衛門さんからのエール〝天〟 by akiko

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京都の仏蘭西菓子調進所 足立音衛門さんから、「おとえもん夢の栗菓子 天」を送って頂きました。
美味しい栗がぎっちりと詰って、上質のバター、和三盆糖をふんだんに使って、そして、前田農産の小麦粉で焼きあげてあります。
京都から北海道まで、このずっしりと重いケーキをどどーんと送って頂いたのです。
ご商売繁盛でお忙しい中、新作のケーキを生産者にも届けてくださる、心遣いには本当に感謝です。
北海道の当農場にも毎年、足を運んでくださっています。
それも、長靴、麦わら帽子を持参でいらっしゃいます。
実は、このように準備万端で視察に来る方はとても珍しいのです。
小麦畑は外から見ると美しいのですが、一歩畑の中に踏み入ると、
根元が朝露で湿っていたりすると、膝下まで濡れますし、
麦の葉や穂がちくちくと刺さったり、虫がブンブン飛んでいたりと歩きにくい。
ああ、この方は本気で視察にいらっしゃってるんだなと感じます。
おへそが出ているチビTシャツにサンダルなどで現れて、
衣類や履物をお貸しする、なんて会社の方もよくいらっしゃいます。
私も東京出身なので、想像が着かないという気持ちがよく分かりますが(笑)
こちらが栗のテリーヌ天です。
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表面には製造番号も書かれていますね。
和紙の包装を解くと、銀色の包み紙には、製造に関った職人さんたちの名前がきちんと張られていました。
断面は溢れるほどの栗、栗、栗・・・。
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長女は「今日のおやつは、プリンを食べない代わりに、このケーキを二切れ食べたい」
長男「それなら、僕も二切れ食べる。」
むむむ、おぬしたちなかなか知恵者だな・・・。
隣では、次女がもう食べている。美味しい栗がこぼれないように・・・。
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うふ、幸せ。
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音衛門さんの技術、上質の栗、バター、お砂糖と
次に来るのが小麦粉だとしても
「もっと自信を持って!」というエールを送られてきたように感じました。

どれ?ミソドレ焼きうどん!

前回の続き。5月8日つつじ祭り当日。
こういった商売にはまったく手慣れないお店の出店。
朝から開店準備に追われる、追われる。
 でもほんべつ食☆道のメンバーは期待と不安でいっぱいだ。
共通する意識は、”やってみないと食も農産物の想いも伝わらない”ところだと思う。
今回は、飲食店メンバーも別で出店やお手伝いにいっている、農業者メンバーがメインだ。
 今回ついていた点が2点ある。
1.5月7日前日夜に雨。当日8日には十勝晴れになったため農家達が皆でれたこと。本当ならビート移植作業の真っ最中。
2.この日は朝からすごい強風で、設置していたテントが飛んだ!幸いだったのはけが人が誰ひとりいなかったこと。
  準備段階だったので不幸中の幸いだった。素人はこの当たりの準備からきちっとやらなきゃいけない。
10:00に開始の花火が町中に響く。
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早速、ジュージュージャージャーと野菜やお肉をいため始めた。
なんせ、ほんべつ初といっても良い和牛も上に乗っかるのである。
“牛丼”ならぬ”牛うどん”だ。モウ~うんまいぞぉ~。
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途中並んでいただいたり、普段あまりあってない顔に会って会話するのもこういうお祭りの良いところ。
で、今回の「黒ベコミソドレ焼きうどん」のこだわりところは、
1.ほんべつ産小麦「きたほなみ」の麺
2.町内の「豆ではりきる母さんの会」の「味噌ドレッシング」今回は特別使用の黒大豆使用作で味付け
3.小麦の麦わらを食べて仕上げた”ほんべつ和牛”
4.とかちマッシュルームとも町外コラボで香りをエッセンスに
5.こだわりすぎて原価がスゲ~ことになっちゃってること?!
 そして、正に、”ジモッチ~(地元民)によるジモッチ~が作った期間限定グルメ”なのでした。
目標の約9割の180食を来場者に食べていただいたのです。どうもありがとうございました!!
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お客さんの手にもたれる、そのうどんも太陽さんに当たってキラリ輝いて見えたのは私だけでしょうか?
まだまだ食の道は険しく、茨の道かもしれませんが、町のシンボルになるくらい頑張りたいと思います。
麺やタレも十人十色。一つではなくいろんな方向性を探ってみたいです。
 そこで、こんな替え歌を勝手に作ってみた。
「♪こんにち和牛♪ありがとうどん♪ミ・ソ・ド・レ・う・ど・んでたぁ~の~し~仲間がポポポポ~ンベツ(本別)!♪ほんべつ来るたび笑顔に会えるね♡」
なんちゃって。
早速、小2の娘に歌ってみてとお願いすると・・・
娘「こんなの歌になってないし・・・なんか変だし・・・」と言ってニヤニヤしていた・・・
父(私)ドッヒャ~ン!おミソドレしましたぁ~{下がその写真(業務用です)}
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ホント天気にも恵まれ最高のお祭りでした。
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魚釣り大会、大ビンゴ大会、うなぎ掴み大会、十勝青空レディ写真コンテスト、お笑い芸人ショウなどなど面白いイベントも多数やってます。なんといってもそこらじゅうで、テント広げてつつじ花見をやるのもよしです。
仕事上、このつつじ祭りにこれたのも、人生で3回目くらい?かもしれませんが、天気と仲間たちに感謝ですね。
祭りの実行委員の人たちも毎回お疲れ様です。人の笑顔がなきゃ、こういうイベントは続きませんよ。
ほんべつ食☆道のメンバーもそれぞれの立場で、準備や試食会等で大活躍です。
気長に楽しんでやってきましょうね!

5月8日にほんべつ躑躅祭りにおいでよ!!

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5月8日(日曜日)は何の日でしょう?
ピンポーン!そうです!ほんべつ町の春のお祭り、躑躅(つつじ)祭りの日です!
って当てられる人はそうそういない・・・。普段なら私も忘れているかも。
5月第一日曜日に、つつじ祭りが開催されています。
場所はほんべつ公園(通称なつかわ公園)です。
ここは、なつかわさんというかたが、その昔何十年もかけて手入れしてきたでっかい庭園を町で新たに公園にしてきました。
ほんべつ町には、面白い伝説があります。
「義経伝説」です。そう、あの源義経がほんべつに来たという伝説があるんです!!!???
誰が言い出したのかは謎ですが、昭和の時代はかなりその気運がたかまっていたようで、この公園にもその伝説にちなんだものが多くあります。
例えば、公園駐車場のお出迎えは
“義経”と”弁慶”の銅像があったり。
デートにはもってこいのボート乗り場は、”兜池”。
それから、トレッキングルートにも最適な”義経山”。以前は、「カムイヌプリ(神の山)」なんて呼ばれていたようだ。
しかも、弁慶洞という弁慶ら12人の仲間たち?がひと冬を過ごしたという伝説がる曰くつきの洞窟。
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小学校の時はよくいったな~キャンプの時はたいてい、肝試しコースで・・・。
でも、義経って平泉で討たれたか自害したんじゃなかったんじゃないべか・・・
“まっいいか!うちの町に寄ってくれて、樺太、モンゴルいってジンギスカンになったっていう義経ロマンがあったって”と昔は気楽な町民たちが多かったんだな~とその心の豊かさと想像力の高さを掻き立てられる公園なんです。
しかも、大発見!!ウィキペディアの「源義経」を検索すると・・・・
不死伝説のところに、本別町が載ってるじゃないですか~~~!!!
すごい事実!ここまで大題的に、義経をフューチャーする(のっかる?)のは我が町しかないのかもしれない。
話はお祭りの話に戻り、この時期のツツジは見ごろです。
町の花でもある、ツツジ。よ~くみればサイズの小さな紫やピンクのハイビスカスな感じ。
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エゾヤマサクラも咲いてもよいのですが、今年は4月中旬から5月まで寒く、まだ1分咲きくらいでしかありません。
ツツジも若干速いかな~でも公園随所にきれいな花がさいています。
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ここで是非食べてほしいのは、♪ほんべつミソドレ焼きうどん♪!!
新たなB級グルメ?を目指して、食で町おこししようぜという有志たちが提供します!
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それでその”うどん”の特徴ですが
1.麺(うどん)は地場産小麦”きたほなみ”
2.味付けのミソドレは”豆ではりきる母さんの会”の味噌ドレッシング使用!
  しかも今回は黒豆味噌ドレッシングを初使用!!味噌ドレッシングというのが、斬新で食欲をそそります!
3.町外コラボとして、”とかちマッシュルーム“使用で香三重奏!
4.さらに、さらに超目玉!ほんべつ和牛も初デビュー。焼きうどんに和牛が乗っかってます!
まさに”うどんの宝石箱やぁ~~~!!”と関係者と。
 限定200食 ¥600/食 10時から2時までの4時間一本勝負!
きっと12時には売り切れてると思います。ここでしか味わえない究極の味です!是非食べてください!
味付けや調理や試食会も行ってきました。つつじ祭りの前焼戦(練習)うちの倉庫でジャージャージュージューやりました。
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いろいろ難しいことや改善点も分かってきました。
ついでに、ドラムカンピザもやっちゃったり・・・。
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もっと我々農家も町の飲食店や商店も、食で町民や観光客と繋がり”町を元気に!!”していきたいと思います。
よろしくお願いします!!
5月7日も農作業の合間をぬって準備です。
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雨ふんなよ~~
是非お祭りにお越しください!まってま=す!