劇的ビフォー・アフター?!

12月に入りすでにシーズンオフのはずですが・・・。
でも、来年の準備の準備・今年の反省・未来に向けた取り組みとまだまだやらないきゃいけないことでいっぱいだ。
今年はスタッフ揃っているので、思いきって倉庫を立ち上げてみた。
といっても、増築というか改築だ。
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写真はビフォー状態。あとちょっとあればなぁ~と思っていて、実際できるべか?と半信半疑
よく普段の生活でも、”あと何cmとか、何mあればな~”って思うことないだろうか?
本農場とは、遠くの倉庫だが”あと2間分(3.6m)あれば、トラクター+機械がついたまま収納できるのに~”と長らく思っていた。いざ、行動の時。
 もちろん私に正確な測量の仕方や、構造物の絶対強度の知識はないけど・・・。
でも、慣れ親しんだ倉庫にさらに愛着をもって、農作業で疲れ果てた機械たちが少しでも雨風しのげたらと考えるのは、車のガレージを備えるのと一緒。あいつは濡れて、こいつは濡らしちゃいけないとか思ってると、必ずその恨みや妬み(機械にそんなんあるのか?)はシーズン中に帰ってくる。コワ~。
まず、必要のなのはどれだけのつなぎの建物にするか?
寸法が決まれば、材料も決まる。今回は各部材を鋼材、木材、天井板に得意先に分けて発注。
ということで、寸法取りと予測される作業面での手順や道具の手配、危険性などを検証。
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寸法がきまったら、軸石をコンクリート屋さんからもってきて、支柱を立てる穴あけ、それを定位置に入れます。
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上記はコンクリート軸石に振動ドリルでアンカーボルト用の穴開け。
それから測量。CIMG0274.JPGこの時が非常に重要。これが違うと大きく建物がぐらういちゃいますから!やっぱり基礎って大事なんだな~と改めて思ったのでした。ユンボで概算の穴を掘り、糸をはり建物の端端と各支柱を立てる位置に固定、砂利80mmを敷き、さらに砂で高さ調整。軸石入れて固定したら土を戻して、ランマ(振動定圧機)で周りを再度踏み固めます。
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ランマ作業。
それから約一週間は、部材の寸法切りや組み立て、色塗りなど。
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測量作業も大事、大事。縦、横、高さグラつきやぐれを抑えるのに、控えのアングルを全支柱に仮固定してから全ては開始。
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H鋼頭はCチャン合わせをのせるように施工。
いよいよ立ち上げ。高さは4mにもなるので、作業は慎重に慎重に。
まず支柱を立てて~
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伸ばし部分の鋼材を付け足します。通常はボルト締めですが、今回は箇所を溶接。既存の建物ががっちりしてるので、繋ぎ工程を簡素化しちゃいました。
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農作業機械ってすごいです。いろんなことに使えます。高いところの作業の安定感も抜群ですし。
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大分できてきましたよ~。DVC00044.JPG
とりあえず、ほぼ骨組は完成~!!パチパチ~。
あとは、屋根ふきで~す。続・劇的ビフォーアフターへ。
今年中には絶対完成させまっせ~。