美人(ビート)の収穫

勝手に当て字を作ってしまいましたが、ビートは美人(ビート)のごとく甘いのです。
どのくらいかというと17%以上。
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今年もそのビートの収穫が始まりました。
まず、収穫前に各市町村を担当する製糖会社から運搬日時とダンプの大数の確認表が前段で回ってきます。本別町のビートは、本町にある”北海道糖業株式会社”が管轄。うちも今回は5回に分けて畑からビートを運んでもらいます。
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一面緑にそまったビート畑ですが、収穫するのは葉っぱじゃなくて地株の大根のほう。
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うちでは二度手間になるのですが、一度リーフチョッパーと呼ばれる機械で、葉っぱの上部をチョップして畑に散らかします。理由は二つ。一つはそのあとの機械の作業の効率化。もう一つは葉っぱの分解の促進です。
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それからビートハーベスタという専用の収穫期が、ビートを一列ごとに収穫、尚且つタッピングといって、ビートの残りの上部の葉っぱを切っていきます。切ったところを収穫するのです。
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切られたビートの列はこんな感じ。
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ビートの中心部のほうが糖度があり、蜜状のものが見えたりします。
血糖値が低ければ、畑で対応できるかも?
余談ですが、畑の淵などのビートはよくネズミにかじられていて、絶対糖尿病か虫歯が彼らの中で大流行してるんじゃないかと思うわけです。
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中には腐れているビートもあります。今年は例年にない大雨の影響で、根が伸びず葉が黄化したものが多く、たいていそういう場所のビートはチョイ腐れが入っていました。畑全体を良くするってほんとに難しいなって感じたとしです。全作物にいえますが・・・
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10月中旬にもなると、夕日は4時過ぎくらいには沈み5時には真っ暗。日中も太陽が低いため、影の伸びが夏より大きく感じます。
今年の収穫ももうちょっと。ですが、来年に向けた畑を準備しなくては。今年の大雨、来年にも響きそうです。

「美人(ビート)の収穫」への2件のフィードバック

  1. 素晴らしい美人ですね!
    B欠乏も無く甘そうです。
    こちらも美人掘り、そして冬彼防除終わりましたー。
    あとは来年に向けて、準備、充電、反省、等等、ですねー。

  2. ゴン太さん
     メールありがとうございます。
    今年の雨はどこでも同じ状況かもしれませんが、十勝の中でも東北部地方はその影響強く、生育期間の黄化、腐れ等多かった気がします。
     B欠はなさそう!と思っていましたが、品種なんですかね~。ある品種は頭に穴が多くみられました。ですが収量は好さそうでした。
     ”充電、反省・・・””走りながら考える”そんなご時世ですよね。

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