畑のロールケーキ  エピソード1

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畑に突如、でっかいロールケーキが現れました!!!
というか、麦稈(麦わら)、通称バッカンロールです。収穫した小麦跡に残るワラを一度、機械で広げて天日干しをします。この頃、30度の天気が何日か続いていますので、一日とかで十分乾いてしまうようです。それから広げたワラを今度は、一列に集草します。これも機械でやります。
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一列に並んだ、乾いた麦わらの列を今度は、ロールベーラーと呼ばれる機械で、丸めて集めていきます。ただ丸め圧縮しただけでは、バラバラになりかねませんので、トワインと呼ばれるプラスチックでできた網とか紐状のものを外周に縛りつけて完成です。
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全長、1.6mにもなります。ものすごいコンパクトに圧縮されているんです。
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畑のあちこちにゴロゴロと横たわった、ロールを最後はトラックに積み込み作業です。2本の鋭いホークのついたタイヤショベルとかトラクターを利用して積み込み、各酪農家さんまで運ばれます。
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この時期、小麦の収穫が終わると牛やさんが同時に忙しくなります。搾乳の間の限られた時間を使ってフル回転で麦ロールをつくり、集めます。
ことろで、麦ロールどうするの?ということですが次回のお話です。